冬になり寒くなると「ヒートショック」が起きやすくなります。
ヒートショックとは?
ヒートショックとは、温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動することによって、失神したり心筋梗塞や脳卒中といった血管の病気などを引き起こす健康被害のことです。
あたたかい部屋から寒いトイレや浴室に移動すると、身体が温度変化にさらされて、血圧が変化し、失神や不整脈、脳卒中や心筋梗塞を引き起こします。
ヒートショックチェックリスト!! 皆さんはいくつ当てはまりますか?
1:メタボ、肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症、心臓・肺・気管などが悪いと言われたことがある
2:浴槽に入る前にかけ湯をしない、または簡単に済ませてしまう
3:自宅の浴室には暖房設備がない
4:自宅の脱衣室に暖房設備がない
5:1番風呂に入ることが多い
6:42℃以上の熱い風呂が大好きだ
7:飲酒後に入浴することがある
8:入浴前に水やお茶などの水分をとらない
ヒートショックを防ぐための4つの対策
ヒートショックの発症リスクを低減するために、ぜひ実践したい対策方法を4つご紹介します。
1:脱衣所やトイレに暖房設備を入れる
脱衣所やトイレなど気温が下がりやすい場所には、小型のヒーターなどを設置するのがおすすめです。
2:入浴前後に水分をとる
入浴前後にはコップ1杯の水を飲み、サラサラの状態を維持できるようにしましょう。
3:入浴前後の飲酒は避ける
飲酒は、体温が上昇して血管が拡張しやすくなりますので、晩酌するなら入浴後1時間以上が経過してから飲み始めるのがポイントです。
4:熱いお湯での入浴や、長湯はNG
42℃以上の熱いお湯に浸かると、血圧が一気に低下しやすくなります。お湯の温度は41℃以下に設定し、急激な血圧の低下を防ぎましょう
寒さによる冷えは命の危険に繋がる病気を引き起こすこともあります。冷え対策を行いポカポカ体で冬を楽しみましょう!
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