今年もいよいよ最後の波止場清掃になりました。天気も良く暖かいので今日も楽しくごみ拾いが出来そうです。
玄界灘に面した糸島の海岸は冬になると北西の強風が吹いてきます。その風が海に漂っている漂流ごみを運んできます。
今日は波打ち際にはたくさんのごみが打ち上げられていました。
その中でも特に目立つのはペットボトルです。いつもはきれいなビーチにもたくさんのペットボトルが流れ着いています。
壊れたコンテナやプラスチック片も多いですね。両手で抱えるほど大きなものや、トングでつかめないくらいの小さなものまで様々です。
残念ながらすべてを拾い集めることはできませんができる限り袋に詰めていきます。
ところで毎月登場するペットボトルやプラスチック類、これらの物質は基本的には分解されません。どうしてでしょうか?
物質を分解するためには、1.光2.水3.空気4.バクテリア等の相互作用で自然分解が行われるのですが、ペットボトルやプラスチックは水分に強いもの、対候性のあるものとして開発されてきました。その結果、自然界の中では分解されずに漂着ごみとして、今ぼくらの目の前に流れ着いているのです。
今年も一年間合計12回、いろいろなことを考えながら波止場清掃を行ってきました。
ごみ拾いを始めたころに比べれば少しはごみが減った気はするけれど、このままごみ拾いを続けていたら何かが変わっていくのだろうか?
それでもまだ糸島の海はきれいです。こんな素敵な環境を未来につなげることがぼくらの使命だと思っています。
あと1カ月足らずでまた新しい年が始まります。来年も新たな気持ちで波止場清掃を続けていきますのでぼくらの活動に気付いたら声を掛けてくださいね。
ぼくらは
この地球でしか生きていけないよね。
いつまでも平和で美しい地球でありますように!
『PEACE FOR ALL』
2025.12.7 nijyo environment




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