段々と、寒くなりみかんやコタツが恋しい季節となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。今日は「師走」についてのお話しです。諸説ありますが、12月は師(僧侶)がはせる(走り回る)程忙しい「師はす」という事からこの呼び名が付いたといいます。では、なぜ師が走り回るほど忙しいのかと不思議に思ったことはないでしょうか。
12月は仏名会(ぶつみょうえ)という法要があります。歳末に仏様や菩薩の名を唱え、その年にしてしまった様々な罪を懺悔し身も心もきれいになるように祈念することです。一般の方も法要に参加できますが、参加できない人たちにかわって僧侶があちこちの寺院にいって法要を行うそうです。私たちにかわって祈念して頂いているとは頭が下がります。言葉の由来を調べることも新たな発見があって面白いものですね。
年末に近づき何かと忙しい日が続きますが、心に余裕を持ってやり残したことがないように年の瀬、新年をお迎えください。
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