12月も中旬、今年最後の波止場清掃になりました。
本格的に寒さが到来です。灰色の低い雲が空をおおい、まさに冬本番って感じです。
波止場にも釣り人が少なくなりましたが、強い北西風の影響で波打ち際には多くの漂着ごみが打ち上がっていました。今月は大掃除のつもりで一つ一つ拾っていきます。
ブイや、発泡スチロール、ペットボトルやビニール袋などを回収し、あっという間に袋いっぱいになりました。海洋を漂っているごみは、まだまだたくさんあるんだと改めて認識させられました。
さて、ごみを拾って車に戻ると一匹の猫の姿が。間違いありません!3番波止の番人「レオ」です。以前は波止場清掃のたびにぼくらにすり寄ってきていましたが、去年の11月を最後に姿が見えなくなり、ぼくたちも半分あきらめていました。一年ぶりの再会です。元気な姿に思わず涙が出ました。
今年も一年間波止場清掃を続けてきました。ひと月に一度だけですが、年間にすると合計12回、50袋以上は回収したと思います。そして、ごみ拾いを通して、蒼い海、打ち寄せる波、湧き上がる雲、春はサクラ、夏はハマゴウ、秋はツワブキ、冬はツバキやスイセンなど、様々な自然の美しさに魅了されました。
ぼくらがごみ拾うことによって、このすばらしい地球環境が未来へつながっていくと信じます。皆さんが美しいと感じてくれたらぼくらも幸せです。そのために、今行動します。そんなぼくらに気付いたら声を掛けてくださいね。
いつまでも平和で美しい地球でありますように!
『PEACE FOR ALL』
2024.12.14 nijyo environment
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